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いずれお里に帰るならみやこの日々をしるしたい。


by se-no3
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三人の子供を家に置いたまま、ミッドタウンに駆けつけライブに行ってきました。
鬼母ですかね。
でも三人とも8時45分には就寝し、おかげでこっそり家を抜け出すことが
できました。
びっくりしたのは、ライブですから私も全身黒で光り物も付けて化粧もこってり
していたのにも関わらず、小3の子も年長さんも私の外出に気づかなかったことですか。
寝る前に「ママ絵本呼んで~」っていやいやいや、気づかないもの?
自分の世話してくれるママという名の個体なら、もはや姿形は恐竜でも
おでんのがんもどきでも何でもいいんでしょうね。

マークアーモンド。
初見です。
もうお年ですから、美しさとか華やかさとかは求めちゃ居なかったんですけど、
音楽を愛してやまないその姿に、
歌うことでしか生きられない切実な様子に、
生きていくことの困難さ、人生の悲哀や歓喜を乗り超えて仕上がったひとつの
人間の形を見るような気分で、喜びに似た感動を覚えました。
2曲目までは、子供を置いて来た負い目もあり、無理してくるんじゃなかったな
と半ば後悔の念でしたが、それからはもう、よく言う「あっという間」で。
ミッドタウンのビルボード東京は上から俯瞰のシート席なので、
熱気とか共感とは無縁のライブスペースなのに、鑑賞者である自分が消えて、
対象にのめり込むなんて自分でも驚きました。
 「感動」を求めて育児放棄/マークアーモンド来日_f0074850_8422241.jpg


ここのところ2番めの子が発達障害と認められ、その子の将来を思うと憂鬱で
たまらない気持ちになっていましたが、自他ともに認めるゲイで、
さぞ生きにくい人生だったろうにと思わずにはいられない
マークアーモンドの歌う姿を見るにつけ、精一杯生きることは誰にでも与えられた
権利だと当然のことに気づかされました。
なんという感動に満ちた夜!
# by se-no3 | 2011-11-05 08:42
阿佐ヶ谷で舞台衣装の展示会、告知_f0074850_114317.jpg
告知ってもう始まってますね。

○会期 9月1日~19日の二週間(会期延長のため展示最終日は19日となりました。15日はライブの為、夕刻より貸切となります。)
○場所 アジアン食堂ワラビヤ(雑貨店ワラビヤに併設した古民家)http://www.hometown-asagaya.com/feature/asagaya-warabiya/ (杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7)
○時間 11:30~21:00( 金、土は22:00まで )水曜日定休日

噴水キャバレエ、舞台衣装の展示中です。
ベビーが大人しいうちに私も行ってみようかともくろみ中ですが、
阿佐ヶ谷って一度も下りたったことが無い。
本当にこの年になって「ここから先は行ったことが無い土地です」
という処に足を運ぶのがおっくうで、怠慢病というか怠惰病というか。

泣いたり笑ったり刺激を受けたりしないと脳細胞が加速度的に死んでいくらしいので
最近新しい刺激を受けていない私みたいな人には特におすすめです。
どうぞよろしくお願いします。
# by se-no3 | 2011-09-07 11:03 | 噴水キャバレエ

新生児と鎌倉詣で

ぐにゃぐにゃだったベビーも、そろそろ一ヶ月児になり遠出解禁!
あと2日で上の子供達も東京に戻ってきて、慌ただしい日々が始まってしまう
その前に、旦那さんとベビーの3人で鎌倉に行ってきました。

今回「切通し」というものを通ってみたいと思い、最も駐車場から歩かなくても
たどり着ける「切通し」を探してみた。
釈迦堂切り通し」が「竹の寺」として有名な「報国寺」の拝観客用駐車場から
徒歩10分で行けそう。
報国寺拝観後、釈迦堂切り通しを見て、どこかで昼食をとり帰宅という新生児向けの
ライトなプランで決定。

ホントの本音は横須賀に寄って運慶仏を見たりしたいけれど、しばらくは自ら仏欲を
いましめる方向です。
年を取って自分の欲望とお付き合いするのが巧くなったような気がする。
それとも単に老いて渇望するということをしなくなっただけかも。
それよりこのまま「諦め上手」を標榜して、自分の体型も諦めてしまいそうなのが
ちょっと怖い。
恐怖産後太り!!出産後もマタニティだし!。

新生児と鎌倉詣で_f0074850_14111029.jpg
この日は夏の終わりの蒸し暑さが残る日だったけれど、報国寺の竹林の中は
一歩足を踏み入れるとひやっと爽やか。
規模はさほどでないものの、小道が竹林の中を複雑に周回するようになっていて、
他の観光客の気配や、奥の茶屋の賑わいが遮断される。
京都嵐山の竹林より、静けさと厳かさでこちらに軍パイがあがるかな。

今回車窓越しにいくつもの観光客をあつめる寺を眺めたが、
いずれも良く整えられていて美しい。
四国八十八ヶ所の寺の様に、いらぬ看板やコンクリ製の寄進仏の無いのが
讃岐産まれの私としてはその洗練を羨ましく感じる。

新生児と鎌倉詣で_f0074850_1491744.jpg期待した釈迦堂切通しはなんてこと無い通行止めで、遠くから見ることも叶いませんでした。

そのまま帰るのも惜しいので、鶴岡八幡宮の蓮池の蓮の花を眺め、
近くのそば屋で昼食をとり、「亀ケ谷坂切通し」というところを歩いてみた。
こちらは道がすっかり整備されて、馬一頭通るのがやっとという
「切通し」の風情は失われていたけれど、久々の山歩きで気分は良い。

帰りは三浦半島を車で半周して、長時間ドライブでの帰宅。
ベビーもグズらなかったし、赤ちゃん1人を大人2人で育児するのって
楽チンだな〜としみじみ。
上の子供達が東京に戻ってくるのが恐怖だけれど、子育てのいろんな季節を
関東で楽しめて(まだまだ東京観光気分)私は幸せだと思いました。

新生児と鎌倉詣で_f0074850_14305785.jpg←これが見たかった釈迦堂切通し













↓報国寺裏、足利一族の墓らしいやぐら。雰囲気あります。新生児と鎌倉詣で_f0074850_14352475.jpg
# by se-no3 | 2011-08-29 14:14 | 仏像と神社仏閣
思い返せば自分の意志で、何か大きなことを決断したことがかつてあったか、
というと何も無い。
そして今度も周囲に流されるまま、時の過ぎ行くままに任せて、
とうとう出産の日を迎えてしまった。
恐ろしいことに今この期に及んで産むことを心の底から喜んではいなくて、
いつか産んでよかったという気持ちになるだろうことを期待しているだけ。
ひとつ前向きになれる事実は、あの胃がひっくり返りそうになるくらい吐きぬいた
つわりの4ヶ月間二人の子供を育てていけたのだから、今度の育児もきっとなんとかなる。

体力も経済力も不安は尽きないが、最も頼らざるを得ないのは自分の忍耐力。
自信は無いけど親になるんだからいろいろ諦めて頑張るしかないよね。
赤ちゃんが宝船に乗ってやってくる_f0074850_11503131.jpg

       画像引用 富士のベビー用品様
# by se-no3 | 2011-08-01 11:54 | 子供と一緒に

空海展

空海展_f0074850_1622689.jpg
空海展_f0074850_162641.jpg
夏休み1日目、下の子が合宿で手元を離れたのを機会にトーハク空海展にいく。
もう出産間近で、少し歩くごとに息も絶え絶え休憩しながらなので、
一緒にいくと約束したお友達を上野の雨の中待たせてしまった。
その雨の中、トーハク入り口はそこそこ込み合っている。
ほんとに仏像ブームなんだなあ。

自分の体力が無いせいか、出展数が多いのか、見たい気持ちが強いのか、この間の
薬師寺展より密度濃く感じる。
お目当ての立体マンダラになかなかたどり着かない感があり、ついた頃には足がくがくでもはや座りたい気持ちが強くてじっくり鑑賞できない。
でも久々に、しかも至近距離で見られるのはやっぱりいいもので、特にあの3匹の
ガチョウみたいなのに乗ってる梵天の華やかさったらない。
こんな人が玄関に立って両手広げてウエルカムしてくれてたら楽しいなあ。
あと、京都では気にも留めなかった「金剛業菩薩」って人がとってもかっこ良かった。(英語表記だと「KonGoGo」ってちょっとノリノリの名前になってた)

お土産も心ユクまで買えたし、精養軒ランチも出来たしお子様接待の無い1日を満喫できました。
ちなみに帝釈天のハガキ&ボールペンセットの中のボールペンは透明ボールペンに
持国天のシールを貼付けただけのものでした!残念!!
i phon カバーは装着してみるとかなり秀逸ものでした。意外に買って正解でした。
空海展_f0074850_16224940.jpg

# by se-no3 | 2011-07-21 16:22 | 仏像と神社仏閣